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コスモポリタン美術館
出張展示場


油彩その2 その3


コスモポリタン美術館
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「運河滞船」(油彩 F100, 1987年)

2017年3月29日 (水)
歩く、感じる、描く。Part II 「坂元輝行 風景画展」

昨日(28日)「淡彩4人展」で10年間ご一緒した坂元さんの個展を観るため車で街に出た。大通西6丁目にある昭和ビル前に駐車し、先ず「アートスペース201」で日下康夫さんから案内を頂いた「第1回 グルッペ 空 展」を観るため約700メートルほど歩いた。

「グルッペ 空 展」は毎年のように日本各地をスケッチ旅行をされ「三人展」を開かれている日下康夫、原田富弥、綿谷憲昭さん達が中心となり、絵画、工芸作品で仲間が集ったグループ展のようだ。「三人展」を開かれている三人は画歴も長く、それぞれ公募展や別の展覧会でも活躍されている方だ。今回は第1回ということで、抽象あり、具象ありのグループ展がこれからどんな方向に向かうのか楽しみだ。

「アートスペース201」から歩いて「ギャラリー大通美術館」に移動し、「坂元輝行 風景画展」の会場に入った。芳名帳に記名し、坂元さんと挨拶を交わし、先ず広い会場に展示された油彩画28点、水彩画37点を鑑賞した。油彩画は8号大、10号大が中心で、水彩画は10号大が中心だった。油彩も水彩もいつもの勢いのある筆致で描かれていて、とにかく自然の風景でも、街並みの風景でも切り取り方が実に見事で、圧倒されてしまう。

10数年前、色々な展覧会で坂元さんの作品を拝見し、彼のデッサン力に感心し、坂元さんってどんな方かなと思いながら、小樽運河でスケッチ中の坂元さんに勇気を出して話しかけた。この出合いが切っ掛けで「淡彩4人展」に誘われ、10年間ご一緒した。いつ見ても彼のデッサン力と画面構成はすばらしい。今回の油彩画は過去の作品もあったが、厚塗りのマチエールは私が55年ほど前に勉強した中村善策さんの作品を思い出させた。

作品鑑賞を終え、坂元さんと知人と二人の会話中に加わって談笑中、道展と日本水彩連盟で活躍中の三村克彦さんが入廊され、作品鑑賞後私達の話に加わった。三村さんと坂元さんは旧知の仲で、坂元さんは私を三村さんに紹介して下さった。お二人の絵画論は本当に勉強になったし、三村さんの絵画に対する厳しさと考え方を初めて知ることが出来た。

アマチュア画家の私は日常絵画制作での考え方は他人にも語るが、正直言って絵画の見方は良く分からないので、他人の作品の感想を日記に書く時には細心の注
意を払っている。私は風景画を描く時、デッサンから彩色まで徹底して現場で描くことにこだわっているが、三村さんが「写真から描いた絵は絵じゃない。現場の確認のために写真を参考にすることはあっても。」と言われるのを聞いて大変勇気づけられた。

私が一番嫌いな言葉は現場での製作中「写真みたい。」と言われることである。私が個展の時、作品のタイトルの横に現場での作品と周りの風景を一緒に撮って添付するのは、カメラの目と人間の目の違いを知ってもらうためである。三村さんは絵画教室で屋外写生に出ないで、写真から風景画を描かせている教室を厳しく批判された。コーヒーを飲みながら風景画を机上で描いているようでは駄目だと言うことだった。三人の談笑は長々と続き、4時間近く長居してしまった。

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